Macで使うFTPクライアントやその他のファイル転送ソフトについて。特に扱うファイル数が膨大な場合の話。

ファイル転送ソフトについて


WEBサイトを運営していると、必須と言っていいのがサーバーにファイルを転送する作業である。何らかのコマンドやソフトウェアを利用してそれを行わなくてはならない。

その代表格がFTPクライアントソフト。ファイルを転送したりダウンロードしたりといった機能のあるこれらFTPクライアントは、手軽に大量のファイルをやり取りするのに役に立つ。Windowsでは多くのソフトがリリースされているものの、Macはそれに比べるとやや選択肢が狭い。

また、大規模なサイトでは膨大な数のファイルを扱うことも多く、転送速度などが作業効率を大きく左右する場合がある。そんな場合に、どういうソフトを使うのが良いのか。まだウェブサイト運用暦も浅く、経験も少なくはあるのだけれど、使ってみたソフト・通信手段について備忘録を残しておくことにする。

FTPソフトに望む条件


特に重要なのが最後のファイル数が膨大なケース。たとえばログファイルが蓄積されると普通に一つのフォルダに1万ファイルとか入っていたりする。そういう場合だとフォルダの中身を閲覧するだけで膨大な処理時間がかかったりする。それに対応するソフトというのを条件の一つとしてみた。

実際に使ってみたソフト


Cyberduck

フリーのMac対応FTPクライアントソフト。アヒルのアイコンが印象的なソフト。

セッティングも簡単で使いやすいし、FTPSにも対応していてしかも無料。

ただ、最後の条件だけはクリアできず、万単位のファイルが入っているフォルダだと処理が止まってしまう。